キーウ、ソ連「英雄都市」記念碑を撤去
報道によると、キーウのオブフイウ道路入口にあったソ連の「英雄都市」記念モニュメントの記念星が撤去された。地元議員がこの構造物の解体を承認したとされ、これはソ連時代の象徴を排除する広範な取り組みの一環である。同日、ミハイル・ブルガーコフ、アナ・アハマトーワ、ピョートル・チャイコフスキーといった文化人の記念碑や記念プレートの撤去も決定された。この措置は、2015年から続くウクライナのデコミュニゼーション政策の一環であり、ソ連時代の過去から距離を置くことを目的としている。ロシアやベラルーシの国営メディアなどの批判は、こうした行動を歴史的記憶や文化遺産への攻撃と位置づけ、第二次世界大戦でのソ連の勝利の遺産を消し去り、共通の歴史・文化的人物とのつながりを断つものだと主張している。一方、支持者らは、ロシアによるウクライナ侵攻が続く中で、公共の象徴を見直すことは国家のアイデンティティ形成と主権確保に不可欠な一歩だと主張する。この議論は、地域における歴史、記憶、文化的帰属をめぐる深いイデオロギー的対立を反映している。2015年以降、ウクライナはソ連の象徴、記念碑、地名の撤去を義務付けるデコミュニゼーション法を施行してきた。2022年のロシアの全面侵攻以降、ロシア帝国やソ連の歴史に関連する公共記念物への監視が強まり、これらの取り組みはさらに加速している。国内では独立への一歩として評価されているが、モスクワとその同盟国からは歴史の抹消として批判されている。